『転生したらスライムだった件』(通称・転スラ)は、小説・漫画・アニメと幅広く展開されている人気シリーズです。
さらに「小説家になろう」で連載されていたWEB版も存在するため、「どこから読むのが正解?」と迷う人も少なくありません。
この記事では、WEB版・小説版・漫画版・アニメそれぞれの特徴や違いを整理し、読む順番のヒントをまとめていきます。
転スラはどこから読む?作品の概要と各バージョンの違い
『転スラ』は、サラリーマンの主人公が通り魔に襲われ、異世界でスライムに転生する物語。
人間時代の知識を活かして仲間を増やし、魔物の国を築いていく成長譚として人気を集めています。
現在は以下の4つのバージョンがあります。
アニメ
漫画版をもとに映像化。
声優や音楽で世界観を一気に楽しめますが、時間の都合で一部エピソードは省略されます。
WEB版(なろう版)
『小説家になろう』に投稿された連載小説。最初の形。
無料で読める反面、書籍版とは大きく内容が異なる部分もあります。
小説版(書籍版/ラノベ版)
WEB版を大幅に加筆・修正した商業小説。
漫画やアニメの“公式原作”とされるのはこちら。
漫画版(コミカライズ)
『月刊少年シリウス』で連載中。
キャラや戦闘がビジュアルでわかりやすい一方、刊行ペースはゆるやかで小説には追いついていません。
転スラの原作はどれ?小説(書籍版)が公式!
公式の原作として扱われているのは 小説版(書籍版) です。
WEB版も存在しますが、作者の伏瀬さん自身が「書籍版こそ完成形」と語っています。
実際、WEB版完結後のコメントでは次のように触れています。
書籍の一巻は、大きな変更はなく書き下ろしを追加という感じです。
引用:小説家になろう
ですが、二巻には大きく手を加えており、かなり頑張って改稿した内容となっています。
(中略)
書籍版では大幅に書き加えて内容を濃いものにしたいと思っておりますので、興味のある方は手に取って頂ければ嬉しいです。
つまりWEB版はプロトタイプであり、商業出版された小説版が“本編”としての役割を担っています。
漫画版とアニメ版の楽しみ方|小説版との違いをチェック
進行状況(2025年9月時点)
- 漫画版:29巻まで刊行(小説版10巻・魔人暗躍編まで)
- アニメ版:第3期までで小説版9巻を消化
漫画版の特徴
- キャラクターの姿や戦闘シーンを視覚的に楽しめる
- 登場人物が多い物語でも関係性が分かりやすい
- 月刊誌のため進行はゆっくり。最新展開を知りたい人は小説版を読む必要あり
アニメ版の特徴
- 一方で細かい描写や一部シーンは省略されがち
- 映像化で声優・音楽・演出による迫力を味わえる
- テンポがよく、手軽に物語を楽しめる
WEB版(なろう版)はどう違う?小説版との関係と読む価値
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転スラの原点となったWEB版は、現在も「小説家になろう」で無料公開されています。
ただし書籍化にあたり設定や展開が大きく変更され、アニメや漫画はすべて小説版をもとに制作 されています。
SNSでは次のような声も。
- 「WEB版を読んでから小説版を読むと、キャラの掘り下げが別物レベルで濃い」
- 「WEB版しか知らないと、アニメ展開の違いに戸惑う」
WEB版の魅力は「最後まで一気に読めること」。
ただし結末や展開は小説版とは異なり、あくまでプロトタイプ。
本格的に楽しむなら小説版を読むのがおすすめです。
まとめ
『転スラ』は媒体ごとに次のような違いがあります。
- 公式原作=小説版(書籍版)
- 漫画・アニメ=小説版をもとに展開
- WEB版=物語の原型。結末は異なるが無料で読める
読む順番に迷うなら、
- 手軽に楽しみたい → アニメ → 漫画 → 小説版
- 世界観を深く味わいたい → 小説版 → 漫画 → アニメ
自分に合ったスタイルで、転スラの世界を存分に楽しんでください。
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