2018年2月21日、名バイプレイヤーとして多くの人に愛された俳優・大杉漣さんが突然この世を去りました。
死因は「急性心不全」と発表されましたが、亡くなる直前に「腹痛」を訴えていたという情報もあり、「実は大動脈解離だったのでは?」という声もあがっています。
今回は、大杉漣さんの死因に関する情報をもとに、「本当の死因」について考察していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
大杉漣の死因は「急性心不全」だった?
大杉漣さんの死因として、公表されているのは「急性心不全」です。
2018年2月20日に出演中のテレビドラマの撮影を終えた後、体調不良を訴えて病院に搬送され、帰らぬ人となりました。
心臓の役割は、ポンプのように全身に血液を送り出すことです。
心臓に何らかの異常があり、心臓のポンプ機能が低下して、全身の臓器が必要とする血液を十分に送り出せなくなった状態をいいます。
急性心不全はその名のとおり急に発症するものです。心臓のポンプの働きが急激に悪化することでさまざまな症状が出ます。急性心不全は命の危機にさらされることもあります。
急性心不全の前兆となる症状はほとんど無く、突然発症するのが特徴です。
急性心不全は、突然発症するのが特徴ということは大杉漣さんだけでなく、いつ誰が発症してもおかしくない病気なんですね。
無くなる直前に「腹痛」を訴えていた?
報道によると、大杉漣さんは亡くなる数時間前までドラマのロケ地で共演者たちと食事を楽しんでいたそうです。
その後、ホテルに戻った際に「腹痛」を訴えたといわれています。
急性心不全の原因としては「心筋梗塞」が挙げられることが多く、一般的な自覚症状は「胸の痛み」です。
しかし、ケースによっては「腹痛」から始まることもあり、必ずしも典型的な症状が出るとは限りません。
そのため、大杉漣さんのようにまず「腹痛」が現れたケースでは、心筋梗塞が原因となっていた可能性も考えられます。
大動脈解離の可能性はある?
もう一つ可能性として挙げられているのが「大動脈解離」です。
大動脈解離とは、大動脈の内側の壁が裂け、そこに血液が流れ込んで血管の壁が裂けていく疾患で、強い胸痛・背中の痛み・腹痛などが突然あらわれるのが特徴です。
とくに初期の症状は心筋梗塞と似ており、誤診されやすい病気としても知られています。
大杉漣さんの死因は「急性心不全」とされていますが、発症の状況や症状からは、心筋梗塞や大動脈解離の可能性も考えられます。
大杉漣さんの息子さんは写真家として活躍されています。
大杉漣さんの息子・大杉隼平さんの結婚や家族についてはこちらにまとめてありますので、ぜひご覧ください。
まとめ
今回は、大杉漣さんの死因について、「急性心不全」だけでなく「心筋梗塞」や「大動脈解離」の可能性についても検証しました。
- 公表された死因は「急性心不全」
- 亡くなる直前に「腹痛」を訴えていた
- 症状の出方からは、心筋梗塞や大動脈解離の可能性もあると考えられる
突然の体調不良や症状の変化は、誰にでも起こりうるものです。
こうした情報を知っておくことで、自分や家族の健康にも役立つ場面があるかもしれませんね。
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