2024年2月9日、「世界のオザワ」として知られる世界的指揮者・小澤征爾さんが88歳で亡くなられたことが報じられました。
死因は心不全で、2月6日にその生涯を閉じられました。
今回は、そんな小澤征爾さんの妻であり、かつて人気を博したハーフモデルの入江美樹さんにスポットを当て、その経歴や現在についてご紹介します。
入江美樹は元人気ハーフモデル!

本名:イリン・ヴェラ(元木・ベラ・イリーン)
出生地:神奈川県横浜市
生年月日:1944年8月13日
年齢:80歳(2025年7月時点)
日本語、英語、フランス語、ロシア語の4ヶ国語が堪能。
1958年にモデルとしてデビューした入江美樹さんは、1964年には「世界で一番美しいモデル」と称されるなど、その美貌と存在感で一世を風靡しました。
さらに1966年には映画『他人の顔』に出演し、モデル業にとどまらず女優としても活動の幅を広げました。
1968年9月には小澤征爾さんと結婚。結婚後はファッションデザイナーに転身し、「ザ・ギンザ・バイ・ミズ・ヴェラ」というレディースブランドを手がけるなど、センスと実力を活かして活躍されていました。

当時の写真を見ても、とてもきれいな方で人気モデルであったことがわかります。
入江美樹さんのモデルデビューは、200倍という高倍率のオーディションで1位に選ばれたことがきっかけでした。
応募のきっかけは、当時のメイドさんが見つけた募集広告。お母様には内緒で応募したというエピソードもユニークですね。
その美しさと放つオーラで、見事デビューを果たしました。
芸名「入江美樹」は、タレントの永六輔さんが名付け親で、当初は「元木信子」という名前で活動していたそうです。
入江美樹の夫は小澤征爾

入江美樹さんと小澤征爾さんが出会ったのは、友人に誘われて入江さんの家で開かれたパーティーでした。
その場の雰囲気に馴染めず、部屋の片隅で静かにしていた小澤さんに話しかけたのが、なんと入江さんのお父様。
ロシア出身で“べらんめえ調”の日本語を話すお父様と意気投合し、帰り際には指揮予定のコンサートチケットを手渡すなど、そこから交流が始まったようです。
1968年9月には東京・駿河台のニコライ堂で結婚式を挙げ、仲人はファッションデザイナーの森英恵さん夫妻だったとのこと。

入江美樹さんは小澤征爾さんとの間に2人の子供がいます。
長女はエッセイストの小澤征良(おざわ せいら)さん。

長男は俳優の小澤征悦(おざわ よしゆき)さんです。

まとめ
今回は、小澤征爾さんの妻・入江美樹さんについてご紹介しました。
かつては人気ハーフモデルとして圧倒的な存在感を放ち、結婚後もデザイナーとして輝かしいキャリアを築かれてきた入江美樹さん。
現在の活動については公にはされていませんが、今も変わらぬ美しさと品格をお持ちなのではないでしょうか。
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